2019年5月5日日曜日

つま先の方向を意識する


『美しく歩くためのテクニック』シリーズ。
今回は、つま先の方向を意識する、です。


以前にも『美しく歩くということ』で綴ったこともありますが
つま先の方向が美しさを左右します。


つま先が内側に入った内股状態や
つま先が外側を向いたガニ股状態は
決して美しい歩きとは言えません。


美しく見せるためには
つま先は正面に向ける必要があり
これは、後ろから歩き方を観察すれば
一目瞭然です。



つま先を正面に向けて着地するためには
つま先側から着地する・・・
母指球で着地する必要がございます。


母指球で着地する大切さ
先日シェアいたしましたが
仮に踵から着地をすると
つま先が地面に着地するまで
その方向を意識する必要があります。


これは、歩いている間中
意識しなければならない、ということです。


しかし、つま先側から着地をすれば
着地をする、その一瞬だけ意識をすれば
つま先を正面に向ける事が出来るのです。


一瞬だけ意識することによって
美しさは大きく変わってくるのです。



ねね



2019年4月14日日曜日

母指球に体重を乗せる大切さ。


前回は、ヒールで着地をするときには
つま先側から着地をし、母指球に体重の乗せると
お伝えしました。

母指球とは親指の付け根のふくらみの辺りを指しますが
なぜ、母指球に体重を乗せるのでしょうか。


母指球に体重が乗っていないということは
踵に体重が乗っていたり
脚の内側ではなく、外側の筋肉を使っている
ことになります。


ご自分の靴の踵の減り具合を見たとき
どちらの踵がすり減っていますか?


外側がすり減っていれば
着地したときに、体重は外側に流れ
脚の外側の筋肉を使っていることになり
O脚の原因ともなります。


脚の内側の筋肉を使わなければ
母指球に体重が乗りません。
母指球に体重を乗せ、内側の筋肉を使うことによって
O脚の改善にもなります。


また踵に体重が乗っていれば
歩いたときに背中が反りやすく
負担がかかり、腰痛の原因ともなります。


ヒールのある靴で、踵に体重を乗せた状態で
歩幅が広くなればなる程、背中が反り
腰に負担がかかるのです。



また、母指球にしっかりと体重が乗れば
脚の内側の筋肉だけでなく
ヒップ、そして腹筋へとつながってゆきます。


腹筋が身体の軸へと繋がり
この軸がなければ、ハイヒールで美しく歩くことは
出来ないのです。


ねね